なみ【波/浪/濤】
1 風や震動によって起こる海や川の水面の高低運動。波浪。「—が寄せてくる」「—が砕ける」「逆巻く—」 2 空間や物体の一部における振動や変化が、周囲の部分に次々に伝わっていく現象。波動。「光の—...
は【波】
[音]ハ(呉)(漢) [訓]なみ [学習漢字]3年 〈ハ〉 1 水面に起こるなみ。「波及・波状・波紋・波瀾(はらん)・波浪/煙波・風波・余波・防波堤」 2 なみのような形に動き伝わるもの。「波...
はろう‐けい【波浪計】
波の高さや周期を計測する装置。かつては波面の昇降や水中の圧力を直接計測していたが、近年はレーダーや超音波を波面に照射し、その反射波を解析することで、高さ・周期・波の向きを調べることができる。→G...
はろう‐こうか【波浪効果】
沿岸に向かう波浪が潮位に与える効果。砕波が起こる場所より岸側は海水が滞留するため、潮位を上昇させる傾向がある。
ビューフォート‐ふうりょくかいきゅう【ビューフォート風力階級】
英国の海軍少将ビューフォート(Francis Beaufort)が考案した風速の尺度。1806年の航海日誌から使用し、帆船に対する風力の状態を目視により表した。現在は地表の地物の状態や海面の波浪...
ヘッドランド【headland】
海岸で、波浪による砂浜の浸食を防ぐために築造される人工の岬。T字または錨(いかり)に似た形状で、海岸線から約150メートル突出し、先端に左右にのびるヘッド部分が設けられる。周辺に強い離岸流が発生...
ほう‐はい【澎湃/彭湃/滂湃】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 水がみなぎり逆巻くさま。「—たる波浪」 2 物事が盛んな勢いでわき起こるさま。「新時代の気運が—として起こる」
ぼうは‐てい【防波堤】
1 外海からの波浪を防ぎ、港内を静穏に保つために築く突堤。 2 よくない影響の及ぶのを防ぐもの。「親が子供の—となる」
マイクロプラスチック【microplastics】
海洋などの環境中に拡散した微小なプラスチック粒子。厳密な定義はないが、大きさが1ミリメートル以下、ないしは5ミリメートル以下のものを指す。海洋を漂流するプラスチックごみが紫外線や波浪によって微小...
みゃく‐どう【脈動】
[名](スル) 1 脈が打つこと。 2 表面には現れないが、脈が打つように絶えず力強く動いていること。また、その動き。「—する新時代のメディア産業」 3 地震以外の原因による、地殻の微弱な周期的...