うつたえ‐に
[副](多くあとに打消しや反語を伴って)いちずに。むやみに。「—鳥は喫(は)まねど縄延(は)へて守(も)らまく欲しき梅の花かも」〈万・一八五八〉 「—かうておはすらんと思ひよらんやは」〈浜松・一〉
うとう‐やすかた【善知鳥安方】
奥州外ヶ浜にいたという海鳥。鴨ほどの大きさで、親鳥が「うとう」と鳴くと子の鳥は「やすかた」と答えたという。「そもそも—の、とりどりに品変はりたる殺生の中に」〈謡・善知鳥〉
ウナワトゥナ【Unawatuna】
スリランカ南部の町。南部州の州都ゴールの南東約5キロメートルに位置し、インド洋に面する。白い砂浜が広がり、海岸保養地として知られる。ユナワチュナ。
うみ‐の‐いえ【海の家】
夏の間、海水浴客のために、海浜につくられる宿泊施設や、更衣・休憩・食事などのための仮小屋。《季 夏》
うみ‐の‐こくどう【海の国道】
海上区間のある国道で、その海上区間をさす通称。多く、フェリーなどの海上交通機関によって結ばれており、海上区間も含め一本の国道として機能していると認められる場合にいう。海上国道。 [補説]例えば、...
うみのさち【海の幸】
洋画家、藤田嗣治による壁画。京都丸物百貨店の大食堂の壁を飾ったもので、昭和11年(1936)の作品。砂浜を背景に、魚介類を入れた籠を持つ二人の女性を描いたもの。東郷青児による「山の幸」と対になっ...
うみのなかみち‐どうぶつのもり【海の中道動物の森】
福岡市東区、国営海の中道海浜公園内にある自然動物園。昭和56年(1981)開園。主に小動物を飼育・展示する。
うら【浦】
《「裏」と同語源で、外海に対して内側の意》 1 海や湖が湾曲して陸地に入り込んだ所。入り江。 2 海辺。浜。
うら‐かぜ【浦風】
海辺を吹く風。浜風。
うら‐ぎく【浦菊】
キク科の越年草。海岸の湿地に生え、高さ約1メートル。茎は直立し、赤みを帯びる。葉は披針(ひしん)形。秋、周囲が紫色で中心が黄色の頭状花を多数つける。実には長い白い毛がある。浜紫苑(はましおん)。