かつうら【勝浦】
千葉県南東部、外房沿岸の市。漁業が盛ん。観光施設も多い。人口2.1万(2010)。
かなんふ【河南浦】
雅楽の舞曲。唐楽。黄鐘(おうしき)調で新楽の中曲。三人舞。尾張浜主作という。興福寺の常楽会(じょうらくえ)に舞われていたが廃絶、昭和後期に復興された。
きた‐うら【北浦】
茨城県南東部の海跡湖。南北に長く、面積36平方キロメートル。鹿島工業地帯の用水源。西の霞ヶ浦とともにワカサギ漁の帆引船(ほびきぶね)で知られる。
きょく‐ほ【曲浦】
曲がりくねった形の海岸。「長汀(ちょうてい)—」
きょく‐ほ【極浦】
遠くまで続く海岸。また、はるか遠方にある海岸。「—の波を分け、潮(しほ)にひかれて行く舟は」〈平家・七〉
キン‐ポ【金浦】
大韓民国の京畿道(キョンギド)中西部にある市。漢江(ハンガン)の南岸に位置し、ソウル特別市の北西に隣接。西の江華島(カンファド)とは橋で結ばれている。金浦国際空港は旧金浦郡からソウル特別市に編入...
ごうのうら【郷の浦】
長崎県壱岐(いき)市の地名。壱岐島の南西部にある。
さいもっぽ【済物浦】
韓国の仁川(インチョン)の旧称。
さん‐ぽ【三浦】
李氏朝鮮、世宗の時(1418〜1450)に定められた日本との通商港、乃而浦(ないじほ)(現在の熊川)・富山浦(現在の釜山)・塩浦(現在の蔚山)の3港。
しか‐の‐うら【志賀浦】
志賀島(しかのしま)の海岸。[歌枕]「—にいざりする海人(あま)明け来れば浦廻(うらみ)漕ぐらし梶の音聞こゆ」〈万・三六六四〉