こうしゅう‐わん【膠州湾】
中国、山東半島南岸の湾。1898年ドイツが租借し、湾口の青島(チンタオ)を東洋艦隊の根拠地とした。第一次大戦中、日本が占領、1922年中国に返還。チアオチョウワン。
こう‐わん【港湾】
自然の地形または人工構造物により、外海と隔てられた水域。船舶の発着や停泊、貨客の積み降ろしなどの設備がある。みなと。
こくさい‐きょてんこうわん【国際拠点港湾】
国際海上貨物輸送網の拠点となる港湾として政令で定める、国際戦略港湾以外の港湾。 [補説]かつては特定重要港湾と呼ばれた。苫小牧港・仙台塩釜港・新潟港・名古屋港・北九州港など18港が指定されている。
こくさい‐せんりゃくこうわん【国際戦略港湾】
長距離の国際海上コンテナ運送を行う国際海上貨物輸送網の拠点として、また国内海上貨物輸送網との結節点として高い機能を備えた港湾で、国際競争力の強化を重点的に図る必要がある港湾として政令で定めるもの...
こじま‐わん【児島湾】
岡山県南部の湾。江戸時代から干拓が行われ、西部は昭和34年(1959)堤防で締め切られて児島湖となった。
さがみ‐わん【相模湾】
神奈川県、三浦半島南端の城ヶ島と伊豆半島の真鶴岬とを結ぶ線より北側の海域。好漁場。
しおがま‐わん【塩釜湾】
宮城県中部、松島湾の南西にある支湾。湾内は養殖業が盛ん。湾奥に塩竃市があり、塩釜港は日本有数の漁港。
しづがわ‐わん【志津川湾】
宮城県北東部にある湾。リアス式海岸で、漁港や養殖場が多い。三陸復興国立公園に属する。平成30年(2018)ラムサール条約に登録された。
しぶし‐わん【志布志湾】
鹿児島県大隅半島の火崎(ひざき)と宮崎県南端の都井岬(といみさき)との間の湾。亜熱帯植物の自生地がある。有明湾。
しまばら‐わん【島原湾】
九州西部にある内湾。湾奥を有明海とよび、島原半島と熊本県の間をさすこともある。南方は宇土半島・天草諸島に限られる。