ちゅうじ‐しぎ【中地鷸】
シギ科の鳥。全長26センチくらい。シベリア北東部で繁殖。日本では春・秋に渡来し、湿地などでみられる。
ちゅうせい‐しょくぶつ【中生植物】
乾燥地でも湿地でもない、普通の環境で生育する植物。日本の野生植物の大部分がこれに相当。
ちょうじ‐ぎく【丁子菊】
キク科の多年草。山地の湿地に生え、高さ30〜45センチ。葉は長楕円形で、葉脈がやや平行に走る。夏から秋、花柄の長い黄色い頭状花を散房状につける。
ちょうじ‐たで【丁子蓼】
アカバナ科の一年草。水田や湿地に生え、高さ40〜60センチ、茎は赤みを帯びる。葉は披針(ひしん)形。夏から秋に黄色い小花を開く。花びらは4枚で細く、子房が長い。たごぼう。
チリカ‐こ【チリカ湖】
《Chilika Lake》インド中東部、オリッサ州にある潟湖(せきこ)。同州東端に位置する。約60キロメートルにわたって延びる砂州によりベンガル湾と隔てられ、同国最大の汽水湖として知られる。多...
ツァイダム‐ぼんち【ツァイダム盆地】
《Tsaidamはモンゴル語で塩の意。「柴達木」とも書く》中国、青海省北西部にある盆地。塩湖・湿地が多い。石油・石炭・岩塩を産する。
つき‐ぬ・ける【突(き)抜ける】
[動カ下一][文]つきぬ・く[カ下二] 1 突き通って裏まで抜ける。「弾丸が壁を—・ける」 2 向こう側へ通り抜ける。「湿地帯をようやく—・ける」
つる‐こけもも【蔓苔桃】
ツツジ科の常緑小低木。寒地・高山の湿地に生え、茎は地をはう。葉は卵形で小さい。7月ごろ、細長い柄のある淡紅色の花を下向きに開く。実は球形で赤く熟し、生食のほかジャムなどにする。
ていち‐そうげん【低地草原】
河岸・湖岸などの周辺の低地に発達する草原。地下水位は1メートル程度。オギが主な植物。地下水位が高くなると湿地草原へ移行する。
でい‐たん【泥炭】
湿地や浅い沼に生える水生植物やコケ類が枯死・堆積(たいせき)して、ある程度分解し炭化作用を受けたもの。褐色で、水分を含む。ピート。