こつ【滑】
⇒かつ
すべ‐こ・い【滑こい】
[形]「滑っこい」に同じ。「手触りの—・そうな絹の縞」〈漱石・明暗〉
すべ・す【滑す】
[動サ四]すべらせる。特に、着物をすべらせて脱ぐ。「衣—・して単衣(ひとへ)ばかり着て」〈たまきはる〉
すべ‐すべ【滑滑】
[副](スル) 物の表面の手ざわりがなめらかでざらつきのないさま。「—(と)した肌」 [形動]に同じ。「磨きこまれた—な廊下」 [アクセント]はスベスベ、はスベスベ。
すべっ‐こ・い【滑っこい】
[形]《「すべこい」の音変化》非常になめらかな感じである。すべすべしている。「赤ん坊の—・い肌」 [派生]すべっこさ[名]
滑(すべ)ったの転(ころ)んだの
つまらないことをあれこれ言いたてるさま。「—と言い訳ばかりしている」
すべ‐らか【滑らか】
[形動][文][ナリ]すべすべしているさま。なめらか。「—な肌」
すべら‐か・す【滑らかす】
[動サ四] 1 すべるようにする。すべらせる。「強盗を—・さん料に…小竹のよを多く散らし置きて」〈著聞集・一六〉 2 髪を背に長く垂らす。すべらかしにする。「今日より内裏上﨟の、髪も改め—・し」...
すべら・す【滑らす】
[動サ五(四)]すべるようにする。すべらせる。「足を—・して転ぶ」「口を—・す」
すべり【滑り/辷り】
すべること。また、そのぐあい。「障子の—が悪い」 [補説]「辷」は国字。