しろ‐うるし【白漆】
白色の色漆。透き漆に二酸化チタニウムなどの顔料をまぜてつくる。
じょう‐はなうるし【上花漆】
上等な花漆。生漆(きうるし)にまぜる油に黒漆油を用いたもの。
すき‐うるし【透(き)漆】
上質の生漆(きうるし)から水分を取り除き、透明度を高めたもの。
すり‐うるし【摺り漆】
漆塗りの技法の一。木地に生漆(きうるし)を摺るように薄く塗り、木目の美しさを生かすもの。拭(ふ)き漆。
せい‐しつ【青漆】
青緑色の漆。また、その色。
せき‐しつ【赤漆】
漆工芸で、木地を蘇芳(すおう)で染めてから透明な漆を塗る技法。また、その漆器。後世の春慶塗と同系統の技法で、木目の美しさをみせるもの。奈良・平安時代に流行した。
せしめ‐うるし【瀬〆漆】
漆の枝から掻(か)き取ったままの漆汁。粘着力が強い。石漆。
たん‐しつ【丹漆】
赤色のうるし。あかうるし。
だっかつ‐かんしつ【脱活乾漆】
乾漆の一。脱乾漆。→乾漆2
だっ‐かんしつ【脱乾漆】
⇒脱活乾漆(だっかつかんしつ)