ごごん‐ぜっく【五言絶句】
中国の唐代に完成した近体詩の一。五言の句が4句からなる漢詩。五絶。→絶句
ごごん‐りっし【五言律詩】
中国の唐代に完成した近体詩の一。五言の句が8句からなる漢詩。五律。五言律。→律詩
ごさん‐ぶんがく【五山文学】
鎌倉末期から江戸初期にかけて、京都五山・鎌倉五山の禅僧たちにより書かれた漢詩文・日記・語録の総称。中国の宋・元文化の影響のもとに栄え、虎関師錬(こかんしれん)・雪村友梅(せっそんゆうばい)・義堂...
ござんどうしわ【五山堂詩話】
江戸後期の漢詩論集。正篇10巻、補遺5巻。菊池五山著。文化4年(1807)から天保3年(1832)にかけて刊行。
さく‐もん【作文】
1 漢詩を作ること。「学生(がくしゃう)どもを集めて、—してゐたりけるに」〈今昔・二八・二九〉 2 文章を作ること。さくぶん。「—に名を得し難波の西鶴も、五十二にて一期を終り」〈鶉衣・嘆老辞〉
さんしゅういこう【三洲遺稿】
幕末から明治期にかけて活躍した漢学者・書家の長三洲の漢詩文集。作者没後の明治42年(1909)に刊行された。5冊11巻からなる。三洲居士集。
さん‐れん【三連】
1 三つ、または3回続くこと。 2 漢詩で、句の下の3字をすべて平(ひょう)、または仄(そく)にすること。作詩上、これを忌む。下三連。
ざつごん‐たい【雑言体】
漢詩で、各句の字数が一定していない詩体。雑体。
し【詩】
1 文学の様式の一。自然や人事などから受ける感興・感動を、リズムをもつ言語形式で表現したもの。押韻・韻律・字数などに規定のある定型詩と、それのない自由詩・散文詩とがあり、また、内容から叙情詩・叙...
し【詩】
[音]シ(呉)(漢) [訓]うた [学習漢字]3年 1 文学様式の一。うた。「詩歌(しいか)・詩作・詩情・詩心・詩人/漢詩・劇詩・原詩・史詩・訳詩・散文詩」 2 漢詩のこと。「詩吟・詩賦/唐詩・...