いり‐がわ【入(り)側】
《「いりかわ」とも》 1 書院造りで、濡れ縁と座敷の間にある1間(けん)幅の通路。畳敷きとした場合は縁(えん)座敷ともいう。 2 「庇(ひさし)2」に同じ。 3 引き出しの左右にある側板。
えん‐いた【縁板】
縁に張る板。通常ヒノキを用い、濡れ縁にはケヤキを用いる。
かけ‐だ・す【掛(け)出す/懸(け)出す】
[動サ五(四)] 1 桟敷・縁など、建物の一部を本体から突き出して造る。「池へ—・した濡れ縁」 2 両替をするとき、客に渡す金銀の目方をごまかして実際より多く読む。「両替が手前にある物を—・して...
きりめ‐えん【切(り)目縁】
縁板を敷居と直角方向に張った縁。濡れ縁に用いる。木口(こぐち)縁。→榑縁(くれえん)