いわ‐おもだか【岩沢瀉】
ウラボシ科の常緑、多年生のシダ。岩や木に生え、約20センチの柄の先にオモダカに似た葉をつける。裏面に褐色の毛がある。
おも‐だか【沢瀉/面高】
1 オモダカ科の多年草。池沼や水田に生える。葉は鏃(やじり)形で、30〜60センチの長い柄をもつ。夏から秋、高さ40〜70センチの花茎を伸ばし、白色の3弁花を輪生する。はなぐわい。《季 夏》...
けい‐しゃ【傾瀉】
[名](スル) 1 傾けてそそぐこと。 2 化学で、溶液中から沈殿物を分離するため、容器を傾けて上澄み液だけを流し出す操作。デカンテーション。
さか‐おもだか【逆沢瀉】
《「逆沢瀉威(おどし)」の略》鎧(よろい)の威の一。沢瀉威を逆にしたもの。オモダカの葉を逆さにしたような模様のもの。
さじ‐おもだか【匙沢瀉/匙面高】
オモダカ科の多年草。沼や浅い水中に生える。葉は、長い柄をもつ楕円形で、根際から生える。夏から秋にかけて約80センチの花茎を出し、多数の白い小花をつける。塊茎は漢方で沢瀉(たくしゃ)といい、利尿薬...
しゃ【瀉】
[音]シャ(呉)(漢) [訓]そそぐ 1 流れそそぐ。「瀉出/一瀉千里」 2 からだの外に流し出す。「瀉下・瀉血・瀉剤・瀉痢/水瀉・吐瀉」 [難読]沢瀉(おもだか)
すい‐しゃ【水瀉】
液状の糞便(ふんべん)を水を注ぐように激しく下すこと。水様性の下痢。
たく‐しゃ【沢瀉】
サジオモダカの塊茎。漢方で利尿・止渇薬などに用いる。
たて‐おもだか【立沢瀉】
紋所の名。オモダカの立った葉と花とを図案化したもの。
だき‐おもだか【抱き沢瀉】
紋所の名。沢瀉の葉を2枚向かい合わせ、その中に花を入れたもの。