かせ‐がわ【嘉瀬川】
佐賀県中央部を流れる川。福岡・佐賀県境にある背振(せふり)山地の金山(かなやま)(標高967メートル)付近に源を発し、いくつかの支流を合わせて南流し、佐賀平野中央部を経て有明海に注ぐ。長さ57キ...
かたしな‐がわ【片品川】
群馬県北東部を流れる川。尾瀬沼南方と鬼怒沼山(標高2141メートル)西方に源を発し、沼田市の南で利根川に注ぐ。長さ約61キロ。本・支流は電源地帯で多くの水力発電所がある。両岸には河岸段丘が発達し...
かづき
《「かなつ(金突)き」の音変化》魚を突いて捕る漁具。銛(もり)・やすの類。「宇治川の早瀬落ち舞ふ漁舟の—にちがふ鯉のむらまけ」〈山家集・下〉
かなざわ‐はっけい【金沢八景】
横浜市金沢区にあった景勝地。洲崎(すざき)の晴嵐(せいらん)、瀬戸の秋月、小泉の夜雨、乙艫(おっとも)の帰帆、称名寺(しょうみょうじ)の晩鐘、平潟の落雁(らくがん)、野島の夕照、内川の暮雪。明(...
かのこりょうらん【かの子撩乱】
瀬戸内晴美による岡本かの子の伝記小説。昭和37年(1962)から昭和39年(1964)にかけて「婦人画報」誌に連載。単行本は昭和40年(1965)刊行。姉妹編に「かの子撩乱その後」がある。
かぶと‐がに【兜蟹/鱟魚】
剣尾綱カブトガニ科の節足動物の総称。カニではなく、クモ類の近縁。古生代からの現存種で、生きた化石といわれる。全長約60センチ。青黒く硬い甲をかぶり、半円状の前体、五角形状の後体および細長い剣状の...
かまくら‐かいどう【鎌倉街道/鎌倉海道】
鎌倉時代、鎌倉から諸国に通じていた主要道路。上の道(化粧(けわい)坂・瀬田・府中)、中の道(山内・大船・世田谷・府中)、下の道(大船・弘明寺・池上・芝・下総・上総)の三道を主とした。
かまやま【竈山】
和歌山市和田にある丘。神武天皇東征の際、兄の五瀬命(いつせのみこと)を葬った所と伝える。
かまやま‐じんじゃ【竈山神社】
和歌山市和田にある神社。旧官幣大社。祭神は、神武天皇の兄の五瀬命(いつせのみこと)。
かみかまがり‐じま【上蒲刈島】
広島県南部、瀬戸内海の芸予諸島中の島。呉市南東部にある。面積19平方キロメートル。島中央部に七国見(ななくにみ)山(標高457メートル)があり全般に平地に乏しい。ミカン栽培のほか沿岸漁業・真珠養...