みさか‐とうげ【三坂峠】
愛媛県中部、松山市と上浮穴(かみうけな)郡久万(くま)高原町の境にある峠。標高720メートル。国道33号(土佐街道)の最高点で最大の難所。北側の三坂川(重信川水系)は瀬戸内海に、南側の久万川(仁...
み‐しょうがつ【巳正月】
その年に亡くなった仏のための正月。12月の辰の日の深夜から巳の日、または巳の日から午の日にかけて行う。四国地方・瀬戸内海の島々、とりわけ愛媛県の東予・中予地方に色濃く残る。辰巳正月。巳午正月。→...
みずしま‐なだ【水島灘】
岡山県南西部、倉敷市と香川県塩飽(しわく)諸島の間にある海域。高梁(たかはし)川河口の海面は埋め立てられ水島臨海工業地域になっている。瀬戸内海国立公園に含まれる。
みだ・る【乱る/紊る】
[動ラ五(四)]《「乱す」に先行して用いられたが、中世以降「乱す」にしだいに移行した》 1 秩序をなくすようにする。整っているものを崩す。「議場を—・らんと企てしが」〈竜渓・経国美談〉 2 ば...
みどり
群馬県東部にある市。南部に岩宿遺跡がある。市域は渡良瀬川に沿って南北に長く、東西を桐生市とその飛び地に挟まれている。平成18年(2006)3月に東(あずま)村・笠懸町・大間々町が合併して成立。人...
み‐な‐うら【水占】
《「な」は「の」の意の格助詞》川の水で吉凶を占うこと。「妹に逢はず久しくなりぬ饒石川(にぎしがは)清き瀬ごとに—延(は)へてな」〈万・四〇二八〉
みなせ【水無瀬】
大阪府北東部、島本町広瀬の古称。後鳥羽上皇の離宮のあったところで、上皇を祭る水無瀬神宮がある。水無瀬の里。
みなせさんぎん【水無瀬三吟】
室町時代の連歌。1巻。長享2年(1488)、宗祇・肖柏・宗長の三人が水無瀬宮の法楽連歌として詠んだ三吟百韻。水無瀬三吟百韻。
みなせ‐じんぐう【水無瀬神宮】
大阪府島本町にある神社。旧官幣大社。祭神は後鳥羽天皇・土御門天皇・順徳天皇。後鳥羽上皇の離宮であった水無瀬殿の地に建てられた御影堂が起源で、室町中期に水無瀬宮の神号を賜る。明治6年(1873)神...
みなとがわ‐じん【港川人】
昭和45年(1970)から昭和47年(1972)にかけて沖縄県具志頭村(現在の八重瀬町)の採石場で発見された数体分の化石人骨。更新世末期の約1万8000〜1万7000年前のものとされる。石器など...