きゅうせい‐しんきんえん【急性心筋炎】
ウイルスの感染などが引き起こす急性の心筋炎。筋肉組織が破壊され、心臓が肥大する。拡張型心筋症などに進んで予後が不良な場合は心臓移植の対象となる。
きゅうせい‐すいえん【急性膵炎】
膵臓でつくられる消化酵素によって膵臓の組織が自己消化される病態。急激な炎症が生じ、上腹部や背部に激痛が起こる。→慢性膵炎
きゅうせい‐ちゅうじえん【急性中耳炎】
ウイルスや細菌の感染によっておきる中耳の炎症。風邪などの合併症として起こることが多く、小児に多くみられる。耳が痛んで鼓膜が腫れるが、ほとんどは抗生物質や非ステロイド性抗炎症薬によって治癒する。痛...
きゅうめい‐えん【救命炎】
船の夜間遭難時に用いられる発煙信号。水に触れると炎を発する薬品を金属製の缶に詰めてある。
きょうまく‐えん【強膜炎】
強膜の炎症。白目の充血や圧痛・異物感などの症状がある。結核・梅毒やリウマチ・膠原(こうげん)病などでみられ、角膜炎や虹彩炎・毛様体炎を伴うことがある。
きょうまく‐えん【胸膜炎】
胸膜の炎症。結核・肺炎・インフルエンザや癌(がん)などでみられ、胸痛・呼吸困難・咳(せき)・発熱などの症状がある。胸膜腔に滲出液(しんしゅつえき)がたまる湿性肋膜炎と、たまらない乾性肋膜炎に分け...
きょけつせい‐だいちょうえん【虚血性大腸炎】
大腸の血流障害により腸管壁に虚血が生じ、組織が変性したり壊死することによって起こる大腸炎。心疾患や動脈硬化などをもつ高齢者に発症することが多く、腹痛・下痢・下血が突然起こる。
きん‐えん【筋炎】
骨格筋に起こる炎症。最も多いのは化膿菌(かのうきん)の感染によるもので、寒け・震えを伴って高熱を出し、筋肉が腫れて痛む。
きんせい‐ずいまくえん【菌性髄膜炎】
《「髄膜炎菌性髄膜炎」の略》⇒流行性髄膜炎
きんつうせい‐のうせきずいえん【筋痛性脳脊髄炎】
⇒慢性疲労症候群