さん‐たん【三炭】
茶の湯で、初炭(しょずみ)・後炭(ごずみ)・立炭(たちずみ)の三度の炭手前(すみてまえ)。
さん‐たん【産炭】
石炭を産出すること。「海外—国」
しゅっ‐たん【出炭】
[名](スル) 1 石炭を産出すること。「—量」 2 木炭を生産すること。
しょ‐ずみ【初炭】
茶の湯で、三炭(さんたん)の一。茶事の際に、亭主が行う最初の炭手前。風炉の季節には懐石のあと、炉の季節には客が初座入りし主客があいさつしたあとすぐに行う。
しら‐ずみ【白炭】
「しろずみ」に同じ。
しろ‐ずみ【白炭】
1 表面が白く灰をかぶっている良質の木炭。火もちがよい。カシ・クリなどの原材を高熱で焼き、外に出して消し粉をかけて製する。かたずみ。しらずみ。《季 冬》→黒炭 2 石灰や胡粉(ごふん)で白く塗っ...
しん‐たん【滲炭/浸炭】
鋼鉄材料の表面から炭素をしみ込ませて表面を硬化する方法。
しん‐たん【薪炭】
1 たきぎと、すみ。 2 燃料一般。
じゅう‐たん【獣炭】
1 昔、粉炭を練って獣の形に作ったもの。中に香を入れてたくのに使った。 2 活性炭の一。動物の血・骨などを乾留して得られる炭素質の物質。脱色剤などとして使用。
じょ‐たん【助炭】
枠に和紙を張ったもので、火持ちをよくするため、火鉢などを覆う道具。《季 冬》