鷺(さぎ)を烏(からす)
《白い鷺を指して、黒い烏であると言い張る意》物の道理をことさら言い曲げること。
さんそく‐の‐からす【三足の烏】
太陽の中にすむという3本足のカラス。転じて、太陽。金烏(きんう)。→八咫烏(やたがらす)
さんば‐がらす【三羽烏】
弟子・部下の中で、またはある分野で、特にすぐれた三人。「政界の若手—」
しろ‐がらす【白烏】
白い羽のカラス。ありえないことのたとえ。「海の底にすむ—」〈虎明狂・膏薬煉〉
せき‐う【赤烏】
《太陽の中に3本足の烏(からす)がいるという中国の伝説から》太陽の異称。「既にして—西に飛ぶ」〈海道記〉
ぞくあけがらす【続明烏】
江戸中期の俳諧撰集。2冊。高井几董(たかいきとう)編。安永5年(1776)刊。与謝蕪村(よさぶそん)とその門人たちの連句・発句を集成したもの。蕪村七部集の一。
たび‐がらす【旅烏/旅鴉】
《ねぐらをもたない烏の意》定住しないで、旅から旅へと渡り歩く人。また、よその土地から来た人を卑しめていう語。
だけ‐がらす【岳烏/岳鴉】
《「たけがらす」とも》ホシガラスの別名。
ちょうせん‐がらす【朝鮮烏】
《朝鮮半島に多くすむところから》カササギの別名。
つい‐う【堆烏】
⇒堆黒(ついこく)