めかくし‐おに【目隠し鬼】
手ぬぐいなどで目隠しをした鬼が、逃げ回る者たちを手探りで捕まえる鬼ごっこの一。逃げる者たちは「鬼さんこちら、手の鳴る方へ」などとはやす。めんない千鳥。目無し児(ちご)。目無し鬼。
もと‐な
[副]《「もと」は根本の意。「な」は形容詞「無し」の語幹》 1 わけもなく。みだりに。「なにしかも—とぶらふ」〈万・二三〇〉 2 しきりに。むやみに。「いづくより来りしものそ目交(まなか)ひに—...
やく‐たい【益体】
[名・形動] 1 《「益体無し」の略》役に立たないこと。また、そのさま。「ええ—なと我慢の暴風(あらし)で吹き払って」〈露伴・辻浄瑠璃〉 2 役に立つこと。また、しまりのあること。きちんと整って...
やさ‐ぐれ
1 家出人のこと。宿無し。やくざ・不良仲間の隠語。 2 《「ぐれ」を「ぐれる」と解したものか》転じて、無気力でいい加減なこと。投げやりなこと。 [補説]「やさ」は家の意、「ぐれ」の語源は不詳。
やさ‐ぐ・れる
[動ラ下一]《「やさぐれ」の動詞化》 1 家出する。宿無しの状態でふらふらする。 2 《「ぐれる」と混同したものか》すねる。ふくれる。また、無気力で投げやりになる。
やんごと‐な・い【止ん事無い】
[形][文]やんごとな・し[ク]《「止む事無し」が一語化したもの》 1 家柄や身分がひじょうに高い。高貴である。「—・い生まれ」「—・いお方」 2 そのまま捨てておけない。なおざりにできない。の...
ゆえ‐だ・つ【故立つ】
[動タ四]子細ありげに振る舞う。もったいぶる。また、風流そうにみえる。「人のかしづくむすめを、—・つ僧、しのびて語らひけるほどに」〈堤・由無し事〉
ユーエスビー‐マスストレージクラス【USBマスストレージクラス】
《USB mass storage class》パソコンに周辺機器をUSBで接続する時、専用のデバイスドライバー無しで、自動的に外部記憶装置として認識・制御する機能、またはその規格の名称。デジタ...
よしなし‐ごと【由無し事】
つまらないこと。とりとめもないこと。「つれづれに侍るままに、—ども書きつくるなり」〈堤・由無し事〉
らい‐どう【雷動】
かみなりの鳴り響くように、どよめき騒ぐこと。「夜々の蜂起、谷々の—やむ時無し」〈太平記・二四〉