くう【空】
[名] 1 天と地との間。大空(おおぞら)。空間。「—を切る」「—をつかむ」 2 《(梵)śūnyaの訳。うつろであること、ない、の意》仏語。すべての事物はみな因縁によってできた仮の姿で、永久...
暗闇(くらやみ)の頰冠(ほおかむり)
暗闇では顔が見えないのに、ほおかむりをして顔を隠す。無益なことをするたとえ。
け‐ろん【戯論】
仏語。無益な言論。無意味な論。
こう‐しょ【苟且】
[名・形動]その場かぎりの間に合わせであること。かりそめなこと。また、そのさま。「毎日ただ一時の間と雖(いえど)も、無益の事に費さず、また—に過ごさずして」〈中村訳・西国立志編〉
ことば‐だたかい【言葉戦い】
1 言い争うこと。言い合い。口論。「もう—は無益と」〈二葉亭・其面影〉 2 戦場などで、まず、互いに言葉で相手をやりこめようとすること。「その後は互ひに—とまりにけり」〈平家・一一〉
せい‐とう【正当】
[名・形動] 1 道理にかなっていて正しいこと。また、法規にかなっていること。また、そのさま。「—な理由」「—な権利」「—化」 2 実直なこと。また、そのさま。「無益の想像を繰り返すのをやめて—...
せっ‐しょう【殺生】
[名・形動](スル) 1 生き物を殺すこと。仏教では最も重い罪の一つとされる。「無益な—」「みだりに—してはいけない」 2 むごいこと。また、そのさま。残酷。「—な仕打ち」「そんな—なことは言う...
ぜい‐せつ【贅説】
[名](スル)不必要なことを述べること。無益な論説。贅言(ぜいげん)。
ぜい‐ひ【贅費】
むだな費用。無益な出費。
そうじょう‐の‐じん【宋襄の仁】
《「春秋左伝」僖公二二年から》無益の情け。つまらない情けをかけてひどい目にあうこと。宋の襄公が楚(そ)と戦ったとき、公子の目夷(もくい)が敵が陣を敷かないうちに攻めようと進言したが、襄公が人の困...