つま‐おり【端折り/爪折り】
はしを折ること。また、そのもの。
つま‐お・る【端折る/爪折る】
[動ラ五(四)] 1 物のはしを折る。「読みさしのページを—・る」 2 爪の先で折る。「桜が枝を—・りて」〈浄・十二段〉
つま‐かわ【爪皮/爪革】
雨や泥などをよけるために、下駄などの爪先につけるおおい。爪掛け。
つま‐がけ【爪掛(け)】
《「つまかけ」とも》「爪皮(つまかわ)」に同じ。
つま‐ぎ【爪木】
《爪先で折りとった木の意》薪にするための小枝。たきぎ。
つま‐くれない【爪紅】
《花で爪を赤く染めたところから》ホウセンカの別名。つまべに。
つま‐ぐし【爪櫛】
歯の多い、目のつまった櫛。一説に、爪形の櫛。
つま‐ぐ・る【爪繰る】
[動ラ五(四)]爪先または指先で繰る。「数珠を—・る」
つま‐ご【爪子】
草鞋(わらじ)の先や全体につける藁(わら)製の覆い。また、それをつけてある草鞋。多く雪道に用いる。《季 冬》
つま‐ごと【爪琴/妻琴】
《爪で弾くところから》箏(そう)の異称。