かたかま‐やり【片鎌槍】
穂先の片側にだけ枝のある鎌槍。
かた‐かんな【片仮名】
《「かんな」は「かりな」の音変化》「かたかな」に同じ。「一には—、一は葦手」〈宇津保・蔵開中〉
かた‐がっしょう【片合掌】
片手だけで合掌のかたちをすること。また、そのかたちで拝むこと。
方(かた)が付(つ)・く
処理すべき物事が落着する。決着がつく。「いさかいの—・く」 [補説]「片が付く」とも書く。
かた‐がわ【片側】
両面あるうちの、一方の側。また、2列あるうちの、一方の列。「板の—だけ塗る」「—通行」
かた‐がわせ【片為替】
外国との間の銀行為替で、売り為替か買い為替かの一方に偏ること。
かたがわ‐まち【片側町】
道路の片側にだけ家が建ち並んでいる町。片町。
かた‐き【片食】
《「かたけ(片食)」の音変化》 [名]「かたけ」に同じ。 [接尾]「かたけ」に同じ。
かたきり‐ぼり【片切(り)彫(り)】
彫金技法の一。片切り鏨(たがね)で片方を斜めに彫って線を描くもの。江戸時代の横谷宗珉(よこやそうみん)の創意によると伝えられる。
かた‐ぎき【片効き】
効果・効力が片寄ること。「ブレーキが—で事故を起こす」