ひふねんまくがん‐しょうこうぐん【皮膚粘膜眼症候群】
抗生物質や風邪薬などの副作用による薬疹。全身の皮膚、粘膜に紅斑や水疱ができてただれ、眼に結膜炎や角膜炎が発症する。重症になると失明、死亡する。スチーブンスジョンソン症候群。SJS(Stevens...
ひへいこう‐ねつりきがく【非平衡熱力学】
平衡状態にはない系を取り扱う熱力学。散逸過程の下にある物質系での自己組織化などを論じたL=オンサーガー、I=プリゴジンによる散逸構造の理論が知られる。
ヒポキサンチン【hypoxanthine】
6-ヒドロキシプリン。核酸の塩基類似物質。サルシン。
ひみっぷうしょうせんげん‐ちりょう【非密封小線源治療】
密封されていない微量の放射性物質を体内に投与して行う、癌(がん)の治療法。「アイソトープ治療」のこと。
ひメタン‐たんかすいそ【非メタン炭化水素】
メタン以外の炭化水素の総称。光化学反応を起こしやすく、光化学オキシダントの原因物質となる。メタンは光化学反応性が低いため除外される。NMHC(non-methane hydrocarbons)。
ヒューム【fume】
《「フューム」とも》物質の加熱や昇華によって生じる粉塵、煙霧、蒸気、揮発性粒子。
ひ‐ゆうでんりつ【比誘電率】
物質の誘電率と真空の誘電率の比。単位系によらず、一定値となる。
ひょうかく‐かっせいさいきん【氷核活性細菌】
水の凍結を促す物質を生成する細菌。植物の葉の表面に付着すると、霜害をもたらすことが知られる。氷核細菌。
ひょう‐てん【氷点】
1 水が氷結するとき、または氷が融解するときの温度。1気圧のもとではセ氏零度。 2 一般に、物質の凝固点または融解点のこと。
ひょうほん‐むし【標本虫】
1 甲虫目ヒョウホンムシ科の昆虫の総称。体長2〜5ミリ。体は卵形または円筒形で頭部は小さく、黒色から黄褐色。乾燥した動植物質を餌とする。 2 動物の乾燥標本や乾燥食品を食害する昆虫。カツオブシム...