ようかカリウム‐でんぷんし【沃化カリウム澱粉紙】
沃化カリウムとでんぷんとの水溶液に濾紙(ろし)を浸して乾燥させたもの。酸化剤との接触で青色になるため、微量の酸化性物質の検出に用いる。
ようがんじょう‐ねんりょうがんゆうぶっしつ【溶岩状燃料含有物質】
原子炉で過酷事故が発生した際に、溶融した核燃料が炉心構造材と反応して形成される溶岩状の物質。LFCM(lava-like fuel-containing materials)。
よう‐ぎょう【窯業】
粘土などの鉱物質原料を窯(かま)や炉で高熱処理をして、陶磁器・瓦(かわら)やガラス・セメント・耐火物などを製造する工業。
よう‐けつ【溶血】
赤血球の膜が破れて、中のヘモグロビンが流出する現象。赤血球と抗体との反応に補体が加わることによって生じ、また機械的刺激や蛇毒などの化学物質、浸透圧の低下などで起こる。
ようけつ‐そ【溶血素】
赤血球の膜を壊し、溶血を起こさせる物質。補体と結合した作用を示す抗体、溶血性連鎖球菌・ぶどう球菌の生成する毒素や蜂毒・蛇毒など。溶血毒。
よう‐ざい【溶剤/溶材】
1 石油・油脂工業などで、物質を溶かすのに用いる液体。アルコールなど。溶媒。 2 「融剤(ゆうざい)」に同じ。
よう‐しつ【溶質】
溶液で、溶媒に溶けている物質。
よう‐たい【溶体】
2種以上の物質が均一な混合物をつくっているもの。混合物が液体の場合は溶液、固体の場合は固溶体、気体の場合は混合気体という。
よう‐でんし【陽電子】
電子と質量・スピンは同じで、正の電荷をもつ素粒子。電子の反粒子。物質中に入ると電子と対になり消滅する。1932年にC=D=アンダーソンが宇宙線中に発見。ポジトロン。⇔陰電子。
よう‐ばい【溶媒】
溶液で、溶質を溶かしている液体物質。液体どうしの場合は分量の多いほうをいう。