リファンピシン【rifampicin】
細菌のRNA合成開始反応を阻害する抗生物質。結核やハンセン病の治療に用いられる。化学式C43H58N4O12 リファンピン。RFP。
リポ‐さん【リポ酸】
硫黄を含む脂肪酸。肝臓や酵母に多く含まれる、ビタミン様物質の一つ。自然界に存在するα-リポ酸は、ミトコンドリア内でエネルギー産生に関与する補酵素として働く。分子式C8H14O2S2 チオクト酸。
リポ‐たとう【リポ多糖】
脂質と多糖類が共有結合した物質。グラム陰性菌の細胞壁外層を構成する。内毒素の本体であり、人や動物の体内で強い抗原性を示す。LPS(lipopolysaccharide)。
りゅう‐か【流下】
[名](スル)流れくだること。「汚染物質が河川を—する」「—物」
りゅうさん‐ウラニル【硫酸ウラニル】
ウラン化合物の一つ。酸化ウランを硫酸に溶かし、低温で濃縮して製造する。毒性があり、使用・保有には国の許可が必要。アンリ=ベクレルが放射能を発見するきっかけとなった物質。
りゅうさん‐ピッチ【硫酸ピッチ】
不正軽油を密造する際に、重油と灯油を混ぜ、濃硫酸で処理した後に残る黒いタール状の物質。ドラム缶を腐食するほどの強酸性で、亜硫酸ガスも発生する有害廃棄物。平成16年(2004)廃棄物処理法の指定有...
りゅうさん‐ミスト【硫酸ミスト】
大気中に含まれる霧状の硫酸。工場の排煙に含まれる二酸化硫黄が酸化されて生じるほか、ディーゼルエンジンの排気ガスなどに含まれる。光化学スモッグや酸性雨の原因となる大気汚染物質の一つ。
りゅう‐し【粒子】
1 物質を構成している微細なつぶ。素粒子・原子・分子など。 2 ある物質の一部としての細かい粒。「砂の—」 3 写真などの画面の精密さ。「—が粗い」
りゅうしじょう‐ぶっしつ【粒子状物質】
さまざまな粒子の総称。大気中に浮遊するPMは粒径の違いや測定方法によってPM10・SPM(浮遊粒子状物質)・PM2.5(微小粒子状物質)などに分けられ、環境基準の指標として用いられる。日本はSP...
りゅうせい‐ぐん【流星群】
毎年ほぼ決まった時期に、多数の流星が天球上のある一点から四方に飛び出すように現れる現象。彗星(すいせい)が崩壊して生じた流星物質が太陽の周りを公転しており、地球がその軌道を横切るときに見られると...