ふくろじんぶつ【袋人物】
海北友松が得意とした人物画の作風。衣装が風をはらみ、人物が袋のように膨らんで見える独特の画法。袋絵。
ふくろ‐もの【袋物】
1 ㋐紙入れ・タバコ入れ・手提げなど袋状の入れ物の総称。 ㋑茶道具を包む布製の袋。仕服(しふく)・大津袋など。 2 袋に入れた品物。「—の菓子」 3 壺や徳利(とくり)などのように、胴がふくらん...
ふけんか‐ぶつ【不鹸化物】
アルカリで鹸化されない物質。天然油脂などをアルカリで加水分解したのち、水に不溶、エーテルに可溶な成分を指す。ステロール、色素、炭化水素などが含まれる。
ふし‐もの【賦し物】
連歌・俳諧で、物の名を句の中に分けて詠み込むもの。のちには発句に限られた。
ふじゅん‐ぶつ【不純物】
主成分以外の雑多な混じり物。「—を取り除く」
ふすい‐しょくぶつ【浮水植物】
固着せず、流れの静かな水面に葉を浮かし、水中に根を垂らして浮遊生活をする植物。体表から養分や水分を摂取する。サンショウモ・ウキクサなど。浮生植物。浮漂植物。
ふせい‐しょくぶつ【腐生植物】
菌従属栄養植物の旧称。
ふせ‐もの【布施物】
僧侶に施し与える金銭や物品。ふせもつ。
ふたえ‐おりもの【二重織物】
浮き織物の地文の上に別糸で縫取織(ぬいとりおり)をして文様を織り出したもの。
ふたえ‐もの【二重物】
一度染めた布地に、さらに別の色で模様などを染め出したもの。二重(ふたえ)染め。