おて‐の‐もの【御手の物】
慣れていてたやすくできる事柄。得意とするもの。「中華料理なら—だ」
おとこ‐もの【男物】
1 男性が身につけたり、持って歩いたりするのにふさわしく作った品物。「—の時計」⇔女物。 2 能で、主人公が現実の男性であり、面をつけないで男舞か斬り合いを最後に演じる劇的な作品。
おとし‐もの【落(と)し物】
不注意からどこかへ落としてなくした金品。遺失物。
お‐にもつ【御荷物】
1 持ち主を敬って、その荷物をいう語。「—をお持ちいたしましょう」 2 「荷物2」に同じ。「仲間の—になる」
おに‐もの【鬼物】
狂言の分類の一。和泉流で、鬼・閻魔(えんま)・雷の登場するもの。鷺(さぎ)流では鬼事、大蔵流では山伏物も含め、鬼山伏狂言という。→鬼畜物(きちくもの)
おはらい‐もの【御払い物】
「払い物」を買い取る側からいう語。
おび‐もの【佩び物】
1 身におびるもの。腰に下げるもの。おんもの。おもの。 2 ⇒玉佩(ぎょくはい)
お‐ぶつ【汚物】
汚いもの。特に、排泄(はいせつ)物。
おめし‐もの【御召(し)物】
着る人を敬って、その着物をいう語。「—が汚れます」
お‐もの【佩物】
「佩び物」に同じ。おんもの。