そえ‐もの【添(え)物】
1 主となるものに付け加えたもの。「宴会の—」 2 景品。おまけ。
そが‐もの【曽我物】
曽我兄弟の事跡を主題とした能・幸若舞(こうわかまい)・浄瑠璃・歌舞伎などの作品の総称。「元服曽我」「小袖曽我」「夜討曽我」など。→曽我狂言
そくせい‐どうぶつ【側生動物】
海綿動物のこと。原生動物から後生動物に進化する系統から枝分かれしている意味でいう。
そこ‐もの【底物】
海底にすむ魚。カレイ・ヒラメ・アンコウなど。→浮き物2 →瀬物
そしょう‐ぶつ【訴訟物】
民事訴訟において、審判の対象となるもの。原告が訴訟上の請求として、その存否を主張する権利関係。訴訟の目的。訴訟の客体。
そなえ‐もの【供え物】
神仏に供える物。供物(くもつ)。おそなえ。
その‐もの【其の物】
1 いま問題になっている事物。当のもの。「—ずばりの形容」 2 名詞または形容動詞の語幹の下に付けて、上の語の意味を強調する気持ちを表す語。まぎれもなくそのようであること。それ自身。「善人—」「...
そびき‐もの【聳き物】
連歌・俳諧で、天象のうち、雲・霞(かすみ)・霧・煙などをいう語。連歌では3句隔てるものとする。
そめ‐もの【染(め)物】
1 布などを染めること。また、染めた布。 2 結婚して女が歯に鉄漿(かね)をつけて黒く染めること。「かがみ見て—をするはづかしさ」〈柳多留・一〇〉
そもう‐おりもの【梳毛織物】
梳毛糸、またはそれに他の糸をまぜて織った毛織物の総称。サージ・ウーステッド・ギャバジンなど。