ゆう‐せん【優占】
[名](スル)生物群集で、ある種が優勢の状態にあること。主に植物で用いられる。「ブナが—する森林」
ゆうそう‐じん【遊走腎】
腎臓が立位のとき正常の位置から下方に移動する状態。腰部の不快感や痛みを伴うことがある。
ゆうたい‐りだつ【幽体離脱】
[名](スル)意識や霊魂が肉体から離れているとされる状態をいう。
ゆうたい‐るい【有袋類】
有袋目の哺乳類の総称。多くは胎盤がなく、子は発育不完全な状態で生まれ、自力で母親の下腹部にある育児嚢(いくじのう)に入り、乳を飲んで育つ。カンガルー・フクロネコ・コアラ・オポッサムなど約270種...
ゆう‐どう【誘導】
[名](スル) 1 さそいみちびくこと。人やものをある地点・状態にみちびいてゆくこと。「車を停止位置に—する」「客を非常口へ—する」 2 電気や磁気が、その電場や磁場の中にあるものに対して作用を...
ゆう‐なぎ【夕凪】
海岸地方で、夕方の海風から陸風に交替する時に、無風状態になること。《季 夏》「—や浜蜻蛉につつまれて/亜浪」⇔朝凪。
ゆう‐もん【幽門】
胃の末端の、十二指腸に接し細くくびれている部分。輪状の括約筋があり、通常は閉じているが、胃内の食物の状態により開いて腸に送る。
ゆうもん‐きょうさく【幽門狭窄】
胃の幽門部が狭くなり、食物の通過のよくない状態。潰瘍(かいよう)や腫瘍(しゅよう)が発生したときなどにみられ、胃拡張や嘔吐(おうと)などを伴うことがある。
ゆう‐り【有利】
[名・形動]利益のあること。利益を望めること。他よりも条件や状態がよいこと。また、そのさま。「—な取引」「相手方に—な情報」「戦局が—に展開する」⇔不利。 [派生]ゆうりさ[名]
ゆうり‐しぼうさん【遊離脂肪酸】
脂肪の分解によって生じる脂肪酸。生体内でエステルなどになっていない脂肪酸。血漿アルブミンと結合し、肝臓に運ばれてエネルギー源となる。飢餓状態や糖尿病ではふつう濃度が上昇する。