ラプラス‐の‐あくま【ラプラスの悪魔】
フランスの数学者・天文学者ラプラスが自著で述べた超越的存在。ある瞬間におけるすべての原子の位置と運動量を知り得る存在がいると仮定すると、物理法則にしたがって、その後の状態をすべて計算し、未来を完...
ラポール【(フランス)rapport】
心理学で、人と人との間がなごやかな心の通い合った状態であること。親密な信頼関係にあること。心理療法や調査・検査などで、面接者と被面接者との関係についていう。
ラマン‐こうか【ラマン効果】
物質に単色光を当てたとき、散乱光中に、当てた光のほかに波長の異なる光が含まれている現象。物質中の分子の振動・回転状態により、光がエネルギーを付加または除去されて起こる。分子構造の研究に利用。19...
ラムセスにせい‐しんでん【ラムセス二世神殿】
《Temple of Ramses Ⅱ》エジプト、ナイル川中流西岸に位置する古代エジプトの聖地アビドスにある神殿。新王国第19王朝ラムセス2世が冥府の神オシリスを祭るために建造したとされる。建物...
らり・る
[動ラ五(四)]《多く「ラリる」と書く》俗に、睡眠薬やシンナーなどの薬物の作用で、舌が回らなくなったり、幻覚状態になったりする。
ラン【run】
1 走ること。「ビクトリー—」 2 野球で、ベースを一巡して得点すること。「ツー—ホーマー」 3 映画・演劇などで、興行が続くこと。また、興行の順序。「ロング—」「セカンド—」 4 ほつれること...
らん‐し【乱視】
目の角膜や水晶体などが球面となっていないため、光線が網膜上の一点に集まって像を結ぶことのできない状態。また、その目。
らん‐じゅく【爛熟】
[名](スル) 1 果実がくずれそうなまでに熟しきっていること。「—した実が落ちる」 2 物事が発達しきって、衰えの兆しさえ含んでいる状態になること。「—した文化」「—期」
らん‐ちき【乱痴気】
気を取り乱して理性を失うこと。また、多くの人が入り乱れて混乱した状態になること。「大変な—ぶり」
ランチメート‐しょうこうぐん【ランチメート症候群】
学校や職場などで、一人で昼食をとることを不安がる心理状態。友人がいないこと自体より、友人がいない魅力のない人と周囲に思われることを恐れる。正式な病名・症状名ではない。