だいよう‐かんごく【代用監獄】
警察署の留置施設を拘置所(監獄)の代用として使うこと。監獄法の改廃に伴い、現在は「代用刑事施設」と呼称される。
だ‐ごく【堕獄】
悪業(あくごう)によって地獄に落ちること。堕地獄。「罪ニ—スル」〈日葡〉
だ‐じごく【堕地獄】
「堕獄(だごく)」に同じ。「あらゆる日常の瑣事の中に—の苦痛を感じなければならぬ」〈芥川・侏儒の言葉〉
だつ‐ごく【脱獄】
[名](スル) 1 囚人が牢獄や刑務所・拘置所などから逃げ出すこと。法律上は「逃走」という。破獄。ジェイルブレーク。 2 スマートホンや家庭用ゲーム機などで、製造元が設けたソフトウエアの利用制限...
だん‐ごく【断獄】
1 罪を裁くこと。断罪。 2 罪を裁いて斬罪に処すること。打ち首。死罪。
てじょうのままのだつごく【手錠のままの脱獄】
《原題The Defiant Ones》米国の映画。1958年公開の白黒作品。トニー=カーティス、シドニー=ポワティエ主演、スタンリー=クレイマー監督による人間ドラマ。護送車の事故により互いに手...
てん‐ごく【典獄】
1 監獄の事務をつかさどる官吏。 2 旧制の、監獄の長。
てんごくとじごく【天国と地獄】
《原題、(フランス)Orphée aux Enfers》オッフェンバック作曲のオペレッタ。1858年パリで初演。ギリシャ神話のオルフェウスの悲話を戯画化したもの。
てんじょうのない‐かんごく【天井のない監獄】
イスラエルによって封鎖されたパレスチナ自治区ガザの状況を表す言葉。イスラム原理主義組織ハマスが支配するガザ地区は、隣接するエジプト・イスラエルとの境界を、数か所の検問所を残してコンクリート壁など...
てんろう‐せつごく【天牢雪獄】
豪雪に埋もれ、行き来も思うようにならない状態を、天の作った牢獄にたとえた語。 [補説]出典は江戸時代の「沢内風土記」。沢内は岩手県和賀郡沢内村(現、西和賀町)のこと。