け‐だ‐もの【獣】
《毛の物の意》 1 全身に毛が生え、4足で歩く哺乳動物。けもの。 2 人間としての情味のない人をののしり卑しんでいう語。
け‐もの【獣】
《毛物の意》獣類。けだもの。
けもののねむり【けものの眠り】
菊村到の小説。昭和34年(1959)刊。失踪した男の行方を追う新聞記者が麻薬密売事件に巻き込まれてゆくハードボイルド作品。昭和35年(1960)鈴木清順監督により映画化。
けもの‐へん【獣偏】
漢字の偏の一。「猫」「狩」などの「犭」の称。
けもの‐みち【獣道】
獣の通り道。野生の動物が通ることによって自然にできる山中の道。
しし【獣/猪/鹿】
《「肉(しし)」と同語源で、それをとる獣をいう》 1 けもの。けだもの。特に、肉の美味な、猪(いのしし)・鹿(しか)。《季 秋》 2 「猪狩(ししが)り」の略。「ことに—の上手にて、力のつよきこ...
しし‐がり【猪狩(り)/鹿狩(り)/獣狩(り)】
山野に入り猪(いのしし)・鹿(しか)などの獣を狩ること。
獣(しし)食(く)った報(むく)い
よい思いをした埋め合わせに、当然受けなければならない悪い報い。また、悪事を犯したために、当然身に受ける報い。 [補説]「獣」は、「猪」「鹿」と書くこともあるが、「獅子」と書くのは誤り。
じゅう【獣】
けもの。けだもの。全身が毛で覆われている哺乳動物。
じゅう【獣〔獸〕】
[常用漢字] [音]ジュウ(ジウ)(慣) [訓]けもの けだもの 〈ジュウ〉 1 けもの。「獣医・獣類/怪獣・海獣・鳥獣・百獣・猛獣・野獣」 2 けもののように見さかいのないさま。「獣行・獣心...