げん‐そば【玄蕎麦】
殻のついたままのソバの実。また、それを天日に干したもの。
げん‐そん【玄孫】
曽孫の子。孫の孫。やしゃご。
げん‐だん【玄談】
1 奥深い話。深遠な話。特に老荘の道についていう。 2 仏典を講義するに先立って、題号や撰者、大意などを説明すること。開題。
げん‐ち【玄地】
はるか遠くの土地。奥深い地。「名を—に遁(のが)れ、跡を白雲に暗くする人」〈盛衰記・七〉
げん‐ちょ【玄猪】
1 「亥(い)の子の祝(いわい)」に同じ。《季 冬》「柑橘(かんきつ)に霜静かなる—かな/蝶衣」 2 イノシシの頭に似た形の花器。池坊流の生花(せいか)に多く用いる。
げん‐ちょう【玄鳥】
ツバメの別名。
げん‐てん【玄天】
北方の天。また、天および天にある太陽・月・星。
げん‐と【玄兎】
月の異称。
げん‐とう【玄冬】
《「けんとう」とも》冬の異称。「—素雪」《季 冬》
げんと‐ぐん【玄菟郡】
前漢の武帝が前108年朝鮮に設置した四郡の一。4世紀初め高句麗(こうくり)に併合された。