ふじ‐げんしょう【不時現象】
開花・落葉や鳥の渡り・虫の鳴き始めといった生物季節現象が平年と著しくかけ離れた季節に生じること。真冬にモンシロチョウが飛んだり、秋にサクラが咲いたりするなど。
ふずいい‐うんどう【不随意運動】
1 脊椎動物で、自分の意志によらず、不随意筋によって行われる運動。心筋の収縮、横隔膜や胃腸の伸縮、消化液の分泌などの内臓の運動や、反射による運動などがある。→随意運動 2 意志とは無関係に生じる...
ふ‐せいごう【不整合】
1 整合しないこと。論理的に矛盾があること。「報告書の—に気づく」 2 上下に重なる二つの地層の堆積(たいせき)に大きな時間的な隔たりがあり、互いに地層が不調和になっていること。堆積した下位層が...
ふたば‐だんそう【双葉断層】
東北地方の阿武隈(あぶくま)高地の東側で、南北方向に全長約40キロメートルにわたって走る活断層。主に左横ずれを生じる。平均活動間隔は約8000年から1万2000年。全体が活動した場合、マグニチュ...
札(ふだ)が付(つ)・く
定評が生じる。「たうとう我慢を仕遂げたら、今ぢゃあそれと—・いて」〈人・辰巳園・五〉
ふ‐でんき【負電気】
エボナイトなどの樹脂を毛皮で摩擦したときにエボナイトに生じる電気、およびそれと同質の電気。符号は−で表す。負電荷。陰電気。陰電荷。→正電気
ふとう‐よう【不等葉】
同一個体に生じる形や大きさの異なる葉。モミ・アスナロやツタなどにみられる。
ふどうさん‐しょとく【不動産所得】
不動産の貸し付けによって生じる所得。土地や建物の貸し付けのほか、不動産に設定される地上権や、船舶・航空機の貸し付けによる賃貸料や権利金なども不動産所得とみなされる。
ふ‐の‐スパイラル【負のスパイラル】
連鎖的に悪循環が生じること。デフレスパイラルなど。「投げ売りと採算悪化という—が生じる」
フラッシング‐はんのう【フラッシング反応】
顔や身体の皮膚が赤くなり、頻脈、頭痛、火照り感などが生じる反応。飲酒などによって末梢(まっしょう)血管が拡張することで起こる。