りゅうか‐カルシウム【硫化カルシウム】
カルシウムの硫化物。無色の等軸晶系。水に難溶。加水分解で硫化水素カルシウムと水酸化カルシウムを生じる。皮なめし、農業用殺虫剤として利用される。化学式CaS
りゅうか‐けいそ【硫化珪素】
珪素の硫化物。無色または黄色の針状の結晶。斜方晶系。昇華しやすく、水分を吸収して二酸化珪素と硫化水素を生じる。化学式SiS2 二硫化珪素。
りゅうさん‐ミスト【硫酸ミスト】
大気中に含まれる霧状の硫酸。工場の排煙に含まれる二酸化硫黄が酸化されて生じるほか、ディーゼルエンジンの排気ガスなどに含まれる。光化学スモッグや酸性雨の原因となる大気汚染物質の一つ。
りゅうどう‐でんい【流動電位】
固体面に接する流体が動くとき、面に沿って生じる電位差。ガラスの毛細管の中に水を流すと、管の両端に電位差が生じる。界面動電現象の一つ。
りょうしか‐ごさ【量子化誤差】
量子化したデジタル信号をアナログ信号に変換する際、元のアナログ信号との間に生じる誤差。量子化ビット数が大きく、サンプリング周波数が高いほど、誤差は小さくなる。量子化歪(ひず)み。量子化雑音。量子...
りょうしホール‐こうか【量子ホール効果】
半導体と絶縁体の界面のような二次元に閉じ込められた電子が極低温の状態で示す量子論的なふるまいの一。磁界を強くするにしたがい、電流と磁界の両方に垂直な方向に生じる電位差が、離散的なとびとびの値をと...
りょくえん‐こう【緑鉛鉱】
鉛の塩化物・燐酸塩を主成分とする鉱物。柱状の結晶をなし、六方晶系。緑・黄褐色で樹脂光沢がある。鉛鉱床の酸化帯に二次的に生じる。
りょていほしょう‐せきにんほけん【旅程保証責任保険】
旅行業者が旅行の目的地や日程などに関する計画を立てた場合において、旅行予定に変更が生じるなど重要な契約内容の変更が発生した際に、旅行業者が旅行業約款に定める旅程保証責任に基づいて旅行者に変更補償...
りんかいプラズマ‐じょうけん【臨界プラズマ条件】
核融合炉で、プラズマを高温にして閉じ込めるために投入されるエネルギーと、核融合反応によって生じるエネルギーが等しくなる条件。実際に発電炉として稼働するためには、輻射や拡散によるエネルギー損失を考...
リンギング【ringing】
1 電子回路の内部で発生する信号波の反射や振動によって波形が歪むこと。特に、インピーダンスが異なる部分で振幅が階段状に変化する矩形波に生じる。 2 ⇒バンディング