きょうせい‐しんせい【共生新星】
共生星で発生する急激な増光現象。赤色巨星から流出した物質が白色矮星(わいせい)に降着し、爆発的な核反応を起こすことで生じる。
きょうせい‐たいりゅう【強制対流】
熱源のほかに、人為的、機械的な外部からのはたらきかけによって生じる対流。→自然対流
きょうちょう‐の‐きょぎ【強調の虚偽】
文中のある単語や句を特に強調することによって生じる虚偽。「あの人は正直だ」の「あの人」を強調すると、他の人は正直ではないように聞こえる類。
きょうはくせい‐しょうがい【強迫性障害】
強迫観念や強迫行為を主な症状とする精神疾患。意思に反して不快な考えが繰り返し頭に浮かび、また、不安を振り払うために同じ行動を繰り返し、生活にも支障が生じる神経症。不安障害の一種。治療には薬物療法...
きょうゆう‐けつごう【共有結合】
化学結合の一。二つの原子が一つ以上の電子を共有することによって生じる結合。ふつう、二つの電子が電子対を作り、これが共有される。
きょうゆう‐てん【共融点】
複数の成分が混ざり合う溶液から共融混合物が生じる温度。共晶点。
きょうゆう‐ぶんかつ【共有分割】
遺産分割の方法の一。土地や家屋など分割しにくい遺産を、各相続人が相続分に応じて共同で所有すること。 [補説]相続財産をそのままの形で残せるが、管理や売却をめぐって争いが生じるおそれがある。
きょ‐さいぼう【巨細胞】
豊富な原形質の中に1個または数十個の核が存在する、大型の細胞。複数の細胞が融合したものと、核だけが分裂して生じるものとがある。また、巨核球や破骨細胞など生理的なものと、さまざまな病気に伴って出現...
キラー‐でんし【キラー電子】
人工衛星の故障や、中間圏のオゾン破壊の原因となりうる高エネルギー電子。脈動オーロラが発生すると、磁力線に波動を誘起し、電子を変調させることによって生じると考えられている。
きん‐かく【菌核】
植物組織内や土壌中に菌糸が集まってできる硬い塊。松の根に生じるブクリョウなど。