ぎょうけつ‐かく【凝結核】
大気中に含まれる水蒸気が凝縮して水滴を生じるときの核となる微粒子。塵埃(じんあい)・塩類の微粒子や炭粉など。核。
ぎょうこ‐てん【凝固点】
液体または気体の凝固が生じる温度。液体では融点、気体では昇華点に等しい。
ぎょうちゃく‐まもう【凝着摩耗】
二種の固体の接触面の凝着部分がせん断されることによって生じる摩耗。
くうき‐ていこう【空気抵抗】
物体が空気中を動くとき、または空気の流れの中で物体が静止しているとき、進行方向や空気の流れとは逆向きに生じる抵抗力。
くうどう‐か【空洞果】
果実に生じる生理的障害。天候不順などによって、果肉が肥大化せず、空隙が生じることを指す。
くうどう‐きょうめいおん【空洞共鳴音】
走行中の自動車のタイヤで発生する騒音。ロードノイズの原因の一。タイヤ内部の空洞が、路面の凹凸との接触による振動と共鳴することによって生じる。周波数は200から300ヘルツ程度。
くさ【種】
[名] 1 物事が生じるもとになるもの。たね。材料。原因。多く「ぐさ」と濁り、複合語として用いる。「語り—」「質—」 2 たぐい。種類。「唐土(もろこし)、高麗(こま)と尽くしたる舞ども、—多...
くさ‐む・す【草生す/草産す】
[動サ五(四)]《「むす」は、生じる意》草が生える。草が生い茂る。「墓に—・す」「山行かば—・す屍(かばね)」〈万・四〇九四〉
草(くさ)を打(う)って蛇(へび)に驚(おどろ)く
なにげなくしたことから意外な結果が生じるたとえ。草を打って蛇を驚かす。
くち‐の‐とら【口の虎】
言葉から生じるわざわいの恐ろしいことのたとえ。