のう‐がく【農学】
農業に関する学問。農作物の栽培・育種、農業生産技術、農政・農業経営などの改良や発展に寄与するための研究を行う。
のう‐ぎょう【農業】
土地を利用して作物を栽培し、また家畜を飼育して衣食住に必要な資材を生産する産業。広義には農産加工・林業も含む。
のうぎょう‐いいんかい【農業委員会】
農業生産力の向上と農業経営の合理化を図り、農民の地位向上に寄与することを目的として、市町村に設置されている行政委員会。従来の農地委員会・農業調整委員会・農業改良委員会を統合したもので、昭和26年...
のうぎょう‐きょうこう【農業恐慌】
農産物の過剰生産によって価格が暴落し、農業の再生産過程を攪乱(かくらん)させ、また攪乱を通じて調整する現象。
のうぎょうけいえい‐とうけい【農業経営統計】
農業の経営や農産物の生産費に関する実態の把握を目的とする、国の基幹統計。農林水産省が農業経営統計調査を行って作成する。 [補説]農業行政の施策や国民経済計算の作成等の基礎資料として利用される。
のうぎょうけいえい‐とうけいちょうさ【農業経営統計調査】
農業経営統計を作成するために、農林水産省が毎年行う基幹統計調査。農産物を販売する経営体を対象に、財産の増減等を記録する経営台帳、現金出納帳、毎日の労働時間や使用した資材を記録する作業台帳をつけて...
のうぎょうこうぞう‐かいぜんじぎょう【農業構造改善事業】
農林省(現在の農林水産省)が、農業基本法に基づき昭和37年度(1962)から着手した事業。生産性の向上、自立経営農家の育成などを目的とした。現在は、食料・農業・農村基本法に基づき、効率的・安定的...
のうぎょう‐ほけん【農業保険】
農業生産に関して生じる災害による損害を塡補(てんぽ)する保険。農業災害補償法に基づく。
のうげい‐かがく【農芸化学】
農業生産の化学的側面に関する研究を行う農学の一部門。土壌・肥料・農薬・醸造・植物栄養・農産加工化学・畜産化学など多方面にわたる。
のうこうぼくちく‐ぶんか【農耕牧畜文化】
穀物などを作り、家畜を飼育するなど、動植物食料の生産を生活基盤とする文化。