はかた‐しぼり【博多絞】
博多で産する木綿の絞り染め。紺地の真岡(もおか)木綿に花柄などを絞り出したもの。浴衣地に用いる。
はかた‐にんぎょう【博多人形】
博多地方から産する人形。粘土を素焼きにして彩色を施したもの。能・歌舞伎・浮世絵などから取材したものが多い。
はぎ‐やき【萩焼】
山口県萩市・長門(ながと)市で産する陶器。文禄・慶長の役後に朝鮮から渡来した陶工により始められ、松本萩と深川萩の二系統に分かれて今日に至る。
はこね‐ざいく【箱根細工】
小田原・箱根から産する木工細工。特に寄せ木細工で有名。
はさみ‐やき【波佐見焼】
長崎県波佐見町から産する陶磁器。丈夫な日用品が多い。慶長3年(1598)、藩主大村氏が朝鮮から伴った陶工に始まる。
はちおうじ‐おり【八王子織】
東京都八王子市付近で産する織物の総称。糸織り・節糸織り・銘仙・紬(つむぎ)・御召し・黒八丈・袴地(はかまじ)などがある。
はちじょう‐ぎぬ【八丈絹】
1 八丈島で織られる、多く平織りの絹織物。島内産の植物染料で、黄・鳶(とび)・黒などに絹糸を染めたもの。また、各地に産する類似の織物。黄八丈・鳶八丈・黒八丈など。 2 1匹の長さが8丈(約24メ...
はち‐や【蜂屋】
岐阜県美濃加茂市の地名。また、そこで産する蜂屋柿のこと。
はとがや【鳩ヶ谷】
埼玉県南東部の旧市名。植木・苗木を産する。住宅地・工業地化が進む。平成23年(2011)川口市に合併。→川口
はな‐もつやく【花没薬】
東南アジアに産するコックスラッカというカイガラムシの一種が分泌する樹脂状のもの。赤紫系の染料や臙脂(えんじ)の原料。