でん‐しん【田紳】
紳士を気どってはいるが、やぼったい男。田舎紳士。
でんしんゆうらく【田紳有楽】
藤枝静男の短編小説。自己の真実と非現実の世界を織り交ぜた私小説。昭和51年(1976)刊行。同年、第12回谷崎潤一郎賞受賞。
でん‐じ【田地】
《「でんち」とも》田となっている土地。「—田畑」
でん‐ち【田地】
⇒でんじ(田地)
でんじ‐そう【田字草】
デンジソウ科の多年草のシダ。水田や池沼に生え、根茎は泥中をはう。葉は長い柄をもち、4枚の小葉が十字形につく。たのじも。かたばみも。よつばうきくさ。
でんじ‐でんぱた【田地田畑】
《「でんちでんぱた」とも》田と畑。
でん‐ず【田図】
律令制で、国ごとに作製されて国衙(こくが)と中央の民部省に保管された田地の図。
でん‐せい【田制】
田地に関する制度。
でん‐せい【田斉】
⇒斉(せい)
でん‐せき【田籍】
律令制で、口分田の受給戸主の姓名および町段歩を記した土地台帳。班田の終わるごとに作成された。でんじゃく。