かり‐げんぶく【仮元服】
武家の男子が11歳になった時、初めて腰刀をさす祝いの儀式。
かん‐がん【宦官】
東洋諸国で宮廷や貴族の後宮に仕えた、去勢された男子。中国・オスマン帝国・ムガル帝国などに多かった。王や後宮に近接しているため勢力を得やすく、政治に種々の影響を及ぼした。宦者(かんじゃ)。
がい‐せい【外甥】
1 妻の兄弟姉妹の男の子供。 2 他家に嫁した姉妹の産んだ男子。
がくせい‐ふく【学生服】
学生・生徒が着用する服。特に、男子の黒地や霜降りで詰め襟の服のこと。
がく‐ぼう【学帽】
学生・生徒のかぶる、学校の制帽。ふつう男子用の、黒色の布で作り正面中央に校章をあしらったものをいう。学生帽。→角帽
き‐こう【貴公】
[代]二人称の人代名詞。男性が、対等または目下の男性に対して用いる。江戸前期には、武士が目上の男子に対して敬意をもって用いたが、しだいに尊敬度が落ち、江戸末期には、現在の用いられ方になった。
き‐こうし【貴公子】
1 高貴な家柄の男子。貴族の子弟。 2 容貌(ようぼう)・風采(ふうさい)がすぐれ、気品のある青年。
き‐しん【貴紳】
身分と名声のある男子。貴顕紳士。
き‐ながし【着流し】
1 袴(はかま)や羽織をつけない男子和装の略装。くだけた身なりをいう。 2 能の装束で、袴をつけないこと。
きゃつ【彼奴】
[代]《「かやつ」の音変化》三人称の人代名詞。主として男子をののしったり親しみをこめたりしていう語。あいつ。やつ。「これは—の仕業だな」