あぜ‐みち【畦道/畔道】
田と田の間の細い道。
あぜ‐むしろ【畦蓆】
ミゾカクシの別名。
あ‐はなち【畔放ち】
田のあぜを壊して、水を放出すること。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が高天原(たかまのはら)で犯した天(あま)つ罪の一つ。「生剝(いきは)ぎ、逆剝(さかは)ぎ、—、溝埋め…の罪のたぐひを」〈記・中〉
くろ【畔/畦/壠】
1 土を盛り上げた田畑の境。あぜ。 2 小高くなった所。
くろ‐ぬり【畔塗(り)】
「あぜぬり」に同じ。《季 春》
はん【畔】
[常用漢字] [音]ハン(漢) [訓]あぜ くろ ほとり 1 田と田とを分ける境界。あぜ。「畦畔(けいはん)」 2 ある場所の周辺。ほとり。「河畔・湖畔・江畔・池畔」
ほとり【辺/畔】
1 その付近。近辺。あたり。そば。「道の—」「子供の身の—の世話から言っても」〈藤村・新生〉 2 海や川・池などの水際。きわ。「川の—を散歩する」 3 はし。はずれ。辺際。「—の土(くに)いまだ...