でんき‐にじゅうそう【電気二重層】
ある面の両側に正負の電荷がそれぞれ等密度で連続的に分布したもの。電気双極子の正負の向きを揃えて並べた状態に等しい。通常、異種の物質が接触する部分や、電気分解における電極と電解液の界面などに生じる。
でんし‐れいとう【電子冷凍】
異種の金属の接触点に電流を流し、熱を発生・吸収させるペルティエ効果を利用した冷却技術。ビスマスとテルルの半導体を多段に配列して冷却効率を高めたものなどがある。小型の冷蔵庫やパソコンのCPUから宇...
トランスグルタミナーゼ【transglutaminase】
たんぱく質同士を結び付けるはたらきをもつ酵素。たんぱく質中の特定のグルタミン残基を介し、同種または異種のたんぱく質のリシン残基とのペプチド結合による架橋を促す触媒となる。
どう‐けい【同形】
1 形が同じであること。同じ形。「—異種」 2 類似する化学組成をもつ物質が同じ結晶構造と結晶形を示すこと。方解石CaCO3と菱苦土石MgCO3とが、方解石型の結晶構造をとり三方晶系を示すなど。...
どう‐ぞく【同属】
同じ仲間や種類。また、それに属すること。「—異種の生物」
にとう‐まい【二等米】
米穀検査で判定される米の等級区分の一つ。水稲うるち玄米・水稲もち玄米の場合、整粒が60パーセント以上、被害粒・死米・着色粒・異種穀粒・異物が計20パーセント以下などが条件。
ばく‐ちゃく【爆着】
爆薬の圧力によって同種または異種の金属を圧接する加工法。クラッド鋼のように物性が異なる金属の圧接に用いられたが、近年はプレス機による加工が主流となっている。爆発圧接。
パイオニウム【pionium】
異種原子の一。正電荷と負電荷の二つのパイ中間子が、クーロン力で束縛状態にあるもの。重陽子を加速器で加速し、錫などの原子核に衝突させて生成する。平均寿命は2.9フェムト秒程度。大部分は崩壊して二つ...
ひかく‐はっせいがく【比較発生学】
異種生物の個体発生を比較研究する発生学の一分野。
ぶんし‐せつ【分子説】
異種の原子どうしに限らず、同種の原子どうしの結合によっても生じる粒子を想定して分子と名づけ、原子を分子の構成要素とする考え方。原子説の弱点を補い、気体反応の法則を説明するため、1811年にアボガ...