かくまく‐えい【角膜翳】
角膜の濁る病気。かすみ目。目星(めぼし)。
かくまく‐かいよう【角膜潰瘍】
角膜に潰瘍ができる病気。細菌やトラコーマの病原体によって起こることが多い。潰瘍が角膜の中央部まで広がると、失明することもある。
かくまくなんか‐しょう【角膜軟化症】
ビタミンAの欠乏により、角膜が乾燥・混濁して、潰瘍(かいよう)を生じて軟化する病気。失明に至ることがある。
かく‐らん【霍乱】
漢方で、日射病をさした語。また、夏に起きやすい、激しい吐き気・下痢などを伴う急性の病気をいった。「鬼の—」《季 夏》「—に町医ひた待つ草家かな/久女」「—と云いける虎列剌(これら)に斃(たお)れ...
カシンベック‐びょう【カシンベック病】
シベリア東部・朝鮮半島北部・中国東北地区にみられる、関節と骨の変形・はれを主症状とする病気。小児では四肢の発達がよくなく、小人(こびと)症になる。医師のカシン(N.Kaschin)とベック(E....
かじ‐きとう【加持祈祷】
一般に、病気・災難などをはらうために行う祈祷、または、その儀式。印を結び、真言を唱え、いくつかの象徴的器具を用いて行う。
かすみ‐め【翳み目】
老齢・病気などのため、視力が衰えている状態。また、その目。
かせい‐しょうにコレラ【仮性小児コレラ】
激しい嘔吐(おうと)と米のとぎ汁のような水様便を頻繁に繰り返す、離乳期の幼児にみられる病気。冬季に多く、ロタウイルスの感染によるもので、コレラとは関係ない。白色便性下痢症。
かぜ‐の‐やまい【風の病】
悪い気にあたるとかかるとされた神経系統の病気。頭痛・神経痛などの俗称。また、感冒のこと。
風邪(かぜ)は万病(まんびょう)の元(もと)
風邪はあらゆる病気を引き起こす原因になるから、用心が必要であるということ。たかが風邪と甘く考えないように戒める言葉。風邪は百病の長。