へんせい‐きんし【変性近視】
⇒病的近視
へん‐たい【変態】
[名](スル) 1 形や状態を変えること。また、その形や状態。 2 普通の状態と違うこと。異常な、または病的な状態。「お品は身体に—を来したことを」〈長塚・土〉 3 《「変態性欲」の略》性的倒錯...
ベクター【vector】
1 病原体の媒介動物。マラリアを媒介する蚊など。 2 組み換えDNA実験で、細胞または核内に他のDNA(デオキシリボ核酸)を運び込む役をするもの。ウイルスのDNAやプラスミドなどが用いられる。 ...
ベタニア【Bethany】
パレスチナ地方の古都エルサレム近郊の地名。旧市街の南東約3キロメートル、オリーブ山の南東麓にあたるとされる。新約聖書によると、イエスが病死したラザロを生き返らせた場所として知られる。
ベッカーがた‐きんジストロフィー【ベッカー型筋ジストロフィー】
X染色体上にあるジストロフィン遺伝子の異常により発症する進行性筋ジストロフィーの一つ。筋細胞の構造を保つ役割を担うジストロフィンに異常または産生量の減少がみられる。ジストロフィンがまったく合成さ...
ベッドサイド‐モニター【bedside monitor】
病院などの臨床の現場で、患者のバイタルサインを継続的に測定・監視する装置。心拍・脈拍・血圧・体温・心電図・血中酸素濃度などを測定・記録し、何らかの異常があった場合にアラーム音などで警告する。生体...
ベテスダ‐の‐いけ【ベテスダの池】
《Pool of Bethesda》パレスチナ地方の古都エルサレムにある池。旧市街(東エルサレム)の聖アンナ教会の庭にある池であるといわれ、新約聖書には38年間にわたり病に苦しんでいた者をイエス...
べと‐びょう【露菌病】
ツユカビ科の藻菌の寄生によって生じる野菜や果樹の病害。ウリ・ブドウなどの葉が黄色になり、裏面にカビが綿毛のように広がって枯れていく。ろきんびょう。
ベルリン‐の‐かんじゃ【ベルリンの患者】
2008年に世界で初めてHIV感染からの治癒が確認された患者。名称は、同患者がベルリン滞在時の1995年にHIV陽性と診断されたことに由来する。白血病を発症して骨髄移植手術を受けた際、HIVのウ...
ベロ‐どくそ【ベロ毒素】
《verotoxin》食中毒を起こす腸管出血性大腸菌(O157など)が産出する毒素。腎臓を障害し、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症させる。名称は、病原因子の探索で用いられたベロ細胞に由来する。