エバーメクチン【avermectin】
放線菌の一種が産生するマクロライド系抗生物質。糸状虫など線虫の神経に作用し、麻痺させたり発育を防止したりするはたらきももつ。1979年に大村智らが発見。アベルメクチン。 [補説]エバーメクチンを...
エーエムエッチ‐けんさ【AMH検査】
女性の生殖機能を評価するための検査の一。抗ミュラー管ホルモン(AMH)は卵巣内の発育卵胞数の減少に伴って分泌量が低下することから、AMHの血中濃度を測定することで卵巣予備能を評価する。抗ミュラー...
オスグッドシュラッテル‐びょう【オスグッドシュラッテル病】
米国の整形外科医オスグッド(R.B.Osgood)とスイスの外科医シュラッテル(C.Schlatter)が発見した、骨端症の一。脛骨の結節が突出し、正座時あるいは運動時に痛む病気。発育期の男子に多い。
かくねん‐けつじつ【隔年結実】
果樹の結実が多いときと極めて少ないときとを1年ごとに繰り返す現象。ミカン・カキ・クリなどにみられ、果実の発育中に始まる花芽分化のため栄養分が不足し、豊作の翌年は不作になる。隔年結果。
かじゅく‐じ【過熟児】
1 出産予定日を著しく遅れて生まれた新生児。ふつう2週間以上をいう。過期産児。 2 母胎内での発育が著しく、体重の大きい新生児。ふつう4000グラム以上をいう。巨大児。
かた‐おい【片生ひ】
[名・形動ナリ]十分に発育していないこと。また、そのさま。未成熟。かたなり。「八歳子(やとせこ)の—の時ゆ」〈万・一八〇九〉
かん‐きゅうちゅう【肝吸虫】
吸虫の一種。体長1センチほどのへら形をした寄生虫。虫卵が第1中間宿主のマメタニシに食べられ、発育した第2中間宿主のコイなどの淡水魚の皮膚から侵入し、この魚の生食によって終結宿主の人間・犬・猫など...
かんぜん‐ぼにゅう【完全母乳】
母乳以外の栄養・水分を与えずに新生児・乳児を育てること。→混合栄養 →人工栄養 [補説]母乳には乳児の発育に必要な栄養成分や免疫物質が含まれていることや、授乳が母子間の安定した情緒的関係の形成に...
がいし‐るい【外翅類】
不完全変態をする昆虫の一群。幼虫の体形は成虫に似て、発育中に翅(はね)が外部に発達してくる。バッタ・トンボ・カゲロウなど。⇔内翅類。
がっこうほけん‐とうけい【学校保健統計】
学校における幼児・児童・生徒の発育・健康状態の把握を目的とする、国の基幹統計。文部科学省が学校保健統計調査を行って作成する。 [補説]学校保健に関する施策や学校での指導の基礎資料として利用される。