ほ‐はつが【穂発芽】
収穫前の穂に実った種子から芽が出る現象。降雨などの気象条件により、小麦・米・トウモロコシなどでみられ、収穫減や品質低下の原因となる。対策として、降雨期の前に収穫できる早熟種や、休眠性が強く吸水し...
ホワイト‐アスパラガス【white asparagus】
発芽時に土寄せをして茎を白く軟化したアスパラガス。
ポストハーベスト【post-harvest】
収穫後の農産物に、防かび・防腐・発芽防止などのため、農薬を散布すること。
まいど‐しゅし【埋土種子】
土壌中に含まれる植物の種子。ふつう発芽する能力をもつも、その機会を待ったまま休眠している種子をさす。→土壌シードバンク
マングローブ【mangrove】
熱帯の海岸に森林をつくる、主にヒルギ科の常緑高木の総称。幹から気根・支柱根・呼吸根などを出し、実は母樹についたまま種子が発芽してから落下し、生育する。マレー地方に多く、琉球諸島などにもみられる。...
み‐しょう【実生】
種子から発芽して生じた植物。挿し木・取り木に対していう。みばえ。
み‐ばえ【実生え】
草木が種子から発芽して生育すること。また、その草木。みしょう。
むはい‐せいしょく【無配生殖】
無性生殖の一。通常、配偶体上で配偶子が合体する有性生殖によって胞子体を形成するが、無配生殖では、配偶子が受精を介さずに単独で発芽・分裂して次世代の個体が発生する。シダ植物の一部に見られる。無融合...
めだし‐まき【芽出し播き/芽出し蒔き】
稲の種籾(たねもみ)を水に浸し、発芽させてからまくこと。
め‐どめ【芽止め】
[名](スル)芽が出ると品質の落ちるジャガイモやニンニクなどの発芽を止めること。また、栽培の都合から発芽を遅らせること。薬品処理・温度処理・放射線処理などの方法がある。