ねずみ【鼠】
1 齧歯(げっし)目ネズミ科の哺乳類の総称。一般に小形で、体毛は灰色・黒褐色で尾は細長い。犬歯はなく、一対の門歯が発達し一生伸び続ける。繁殖力は旺盛だが、寿命は短い。農作物・貯蔵穀物などに甚大な...
ねったい‐こううりん【熱帯降雨林】
熱帯雨林気候の地域にある森林。常緑広葉樹を主とし、特定の優占種をもたない。蔓(つる)植物や着生植物も多く、林内は暗く湿度が高い。全生物種の半分が生息するといわれ、また、植物遺体の分解が速いため肥...
ねったい‐しゅうそくたい【熱帯収束帯】
南北両半球の貿易風が合流する帯状の境界。一般に北半球の夏のときには北半球に、冬には南半球に移動する。上昇気流が生じて積乱雲が発達し、降水量が多い。赤道前線。熱帯前線。赤道収束帯。ITCZ(int...
ねったい‐じょうらん【熱帯擾乱】
熱帯地方に生じる大気の乱れ。波状になることが多く、熱帯低気圧となって台風やサイクロンにまで発達することがある。
ねったい‐ていきあつ【熱帯低気圧】
熱帯の海洋上で発生する低気圧。等圧線は円形を示し、前線を伴わない。発達したものは激しい暴風雨を伴い、日本付近では最大平均風速が秒速17.2メートル以上のものを台風という。熱低。→台風 →ハリケー...
ねったい‐りん【熱帯林】
熱帯地方の森林。多雨地域には熱帯降雨林が、乾季のある地域には雨緑林が発達する。
ねつ‐らい【熱雷】
夏の強い日射を受けて局地的に激しい上昇気流が起こり、積乱雲が発達して生じる雷。山岳地帯でよく発生し、強い雷雨となる。気団雷。
ねぶかわ‐いし【根府川石】
神奈川県小田原市根府川に産する輝石安山岩の石材名。板状節理が発達し、敷石・石碑などに利用。へげ石。ねぶかいし。
ネブラスカ【Nebraska】
米国中部の州。州都リンカーン。プラット川が貫流し、トウモロコシ栽培など大規模農業が発達。牧畜も盛ん。→アメリカ合衆国[補説]
のう‐かい【農会】
明治32年(1899)公布の農会法により、農事の改良・発達を図ることを目的として設立された地主・農民の団体。昭和18年(1943)農業会に統合された。