こうしょ‐はじめ【講書始】
宮中の新年行事の一。天皇・皇后が、国書・漢書・洋書の3分野について学者の講義を聞くもの。現在では皇太子以下の皇族や首相・最高裁判所長官らも出席し、人文科学・社会科学・自然科学の中から3科目が選ば...
こう‐しん【皇親】
天皇の親族。皇族。
こうしん‐せいじ【皇親政治】
天皇・皇族中心の政治形態。天武・持統朝から奈良前期にかけて行われた。
こう・ずる【薨ずる】
[動サ変][文]こう・ず[サ変]皇族や三位以上の人が死ぬ。薨去(こうきょ)する。「家定(いえさだ)は…、—・ずる時三十五歳であった」〈鴎外・渋江抽斎〉
こう‐せき【皇籍】
皇族としての籍。→臣籍
こうせき‐りだつ【皇籍離脱】
皇族がその身分を離れて一般国民となること。皇族の女性(内親王)が一般の国民である男性と結婚して、皇族の身分を離れることなど。一般の戸籍を作り、一般国民の権利を持つ。賜姓降下。旧憲法下では臣籍降下...
こう‐ぞく【公族】
明治43年(1910)の韓国併合後、前韓国の李王家に与えられた皇族に準ずる称号。第二次大戦後に廃止。
こうぞく‐かいぎ【皇族会議】
皇族に関する重要事項を審議・決定した旧皇室典範の機関。天皇と成年の皇族男子で構成された。第二次大戦後、皇室会議と改組・改称。
こうぞく‐ひ【皇族費】
皇室費の一。皇族としての品位保持の資に充てるために国庫から毎年支出される費用のほか、皇族が初めて独立の生計を営むとき、または皇族の身分を離れるさいに支出される一時金がある。
こうぞく‐ふ【皇族譜】
皇統譜の一。皇族の身分に関する主要事項を登録する簿冊。親王・親王妃・内親王・王・王妃・女王の、名・父母・生年月日・命名年月日などを記す。