かきやまぶし【柿山伏】
狂言。山伏が柿を盗み食いしているのを持ち主に見つかり、さんざんなぶられたあげく、鳶(とび)のまねをして木から飛び降り、腰をしたたかに打つ。
口(くち)を拭(ぬぐ)・う
《盗み食いの後、口をふいて素知らぬ顔をする意から》何か悪いことをしていながら素知らぬふりをする。また、知っていながら知らないふりをする。「—・って涼しい顔でいる」
たな‐さがし【棚捜し】
1 棚をさぐって物を求めること。特に、台所の棚をさがしての、盗み食い。 2 遊里で、揚屋の客が夜更けに起き出し、酒を飲んで興じること。「都の—を昼になして遊興十一人の太鼓もち」〈浮・三所世帯〉 ...
つまみ‐ぐい【摘み食い】
[名](スル) 1 指でつまんで食べること。「味見のために—する」 2 こっそり盗み食いをすること。「来客用の菓子を—する」 3 公金をこっそりと少しずつ使うこと。「会社の金を—する」 4 夫婦...
どら‐ねこ【どら猫】
盗み食いなどをするずうずうしい猫。また、野良猫。