あい‐なか【相中/相仲】
1 物と物との間。中間。「いつ迄人と馬の—に寝ていたかわれは知らぬ」〈漱石・草枕〉 2 気の合っている仲。「お父様とお母様と己との—をつつき」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
あい‐なかば・する【相半ばする】
[動サ変][文]あひなかば・す[サ変]互いに半分ずつである。同じくらいである。「功罪—・する」
あいなめ‐の‐まつり【相嘗の祭】
古代、陰暦11月初めの卯(う)の日に、新嘗祭(しんじょうさい)に先立って畿内71の神社に新穀を供えた神事。あいにえのまつり。あいんべのまつり。
あいにえ‐の‐まつり【相嘗の祭】
⇒あいなめのまつり
あいんべ‐の‐まつり【相嘗の祭】
⇒あいなめのまつり
あい‐な・る【相成る】
[動ラ五(四)]「なる」の改まった言い方。「いかが—・りましょうか」
あい‐の‐つち【相の槌】
「相槌(あいづち)」に同じ。
あい‐の‐て【合(い)の手/相の手/間の手】
1 邦楽で、歌と歌の間に、三味線などの伴奏楽器だけで演奏する部分。 2 歌や踊りの調子に合わせて入れる手拍子や囃子詞(はやしことば)。 3 相手の動作や話の合間に挟む別の動作や言葉。「—を入れる...
あい‐の‐ま【間の間/相の間】
1 主要な二つの部屋の間にある部屋。 2 神社建築で、本殿と拝殿との間にある部屋。権現造りや八幡造りなどにみられる。石の間(ま)。 3 柱間(はしらま)の寸法の一。京間(きょうま)と田舎間(いな...
あい‐のり【相乗り】
[名](スル) 1 本来は別々に利用する人たちが、一つの乗り物に同乗すること。「タクシーの—」 2 他で進めている事業に加わること。また、共同で行うこと。「—広告」 3 国政で対立する与野党が、...