しん‐がん【心眼】
物事の真実の姿を見抜く、鋭い心の働き。心の目。しんげん。「—を開く」
しん‐ぎ【真偽】
真実と、いつわり。まことかうそか。「—のほどはわからない」
シングル‐ストーリー【single story】
一つの出来事が繰り返し語られることにより、固定観念が形成され、唯一の真実であるかのように認識される危険性を表す言葉。ナイジェリアの作家チママンダ=ンゴズィ=アディーチェが用いた。
しん‐け【真仮】
仏語。真実と方便。権実(ごんじつ)。
しん‐こ【真個/真箇】
[名]真実であること。まこと。「—の愛情」
[ト・タル][文][形動タリ]真実であるさま。「—たる青雲の志を得れば、賢愚共に之を敬愛せざるはなし」〈織田訳・花柳春話〉
[副]本当に。真に。...
しん‐ごん【真言】
1 《(梵)mantraの訳》いつわりのない真実の言葉。密教で、仏・菩薩(ぼさつ)などの真実の言葉、また、その働きを表す秘密の言葉をいう。明(みょう)・陀羅尼(だらに)・呪(じゅ)などともいう。...
しんごん‐みっきょう【真言密教】
大日如来の秘密真実の教法。空海の開いた真言宗をさす。金剛乗。金剛乗教。→密教
しん‐しゅう【真宗】
1 仏語。真実の教え。 2 「浄土真宗」の略。
しん‐しょ【真書】
1 《真体の文字の意》漢字を楷書で書くこと。また、その書体。 2 真実の事柄を記した文書・書物。
しん‐じち【真実】
[名・形動ナリ]「しんじつ(真実)」に同じ。「—に絶え入りにければ、まどひて願たてけり」〈伊勢・四〇〉