トーガ【(ラテン)toga】
古代ローマ市民が着用した外衣。半円形または楕円形の布をからだに巻くように袈裟(けさ)がけに着る。のち男子の専用となって階級により色・着装法が定められた。
どう‐い【道衣】
道士の着用する衣服。道服。
どう‐ぎ【道着】
武道を行う際に着用する衣服。剣道着や柔道着など。
どうちゅう‐ばおり【道中羽織】
江戸時代、武士が旅をするときに着用した羽織。
どう‐なが【胴長】
[名・形動] 1 からだの他の部分に比べて、胴が長いこと。また、そのさま。「—な(の)人」 2 胸当て・ズボン・靴が続きになったゴム製の衣服。釣り人などが着用。
どう‐まる【胴丸/筒丸】
中世の鎧(よろい)の一。胴を丸く囲み、着用の際の引合(ひきあわせ)を右側に設けた歩卒用の簡便な鎧。活動に適すように草摺(くさずり)を8枚に分け、本来は袖や兜(かぶと)は具備されない。その機能と構...
ながこゆい‐の‐えぼし【長小結の烏帽子】
折(おり)烏帽子の一。小結の結び余りを左右に長く出したもの。元服したての冠者が着用した。長組輪(ながくみわ)の烏帽子。長組輪。長小結。
なが‐ばおり【長羽織】
1 丈が膝下くらいまでの羽織。本羽織。 2 天明(1781〜1789)ごろに通人が着用した小袖丈に近い長い羽織。
なが‐ばかま【長袴】
裾が長く、後ろに引きずる袴。近世、直垂(ひたたれ)・大紋(だいもん)・素襖(すおう)・長上下(なががみしも)などの礼服に着用した。⇔半袴。
なげ‐ずきん【投(げ)頭巾】
四角い袋状に縫い、上端を後ろに折り垂らしてかぶる頭巾。江戸時代、傀儡師(くぐつし)・飴(あめ)売りなどが着用。黒船頭巾。